山歩き研究室 山歩きの記録と写真 2025.01～
 
●「山にはひきつけてやまない何かがある」の言葉…山登りの原点に立ち返って、８０過ぎの年齢の体力・気力を前提に、新しい山登りの私なりの形を作っていきたい。群馬の昭和村が起点になる。散歩のフィールドは赤城山か…、体力維持・検定の山は、我が家からその山容が望める「子持山（まえは…谷川岳・西黒尾根から…にしていたが）」、いずれにしても上越（群馬・新潟）の山々が地元になった。山登りの新しいフィールド・形に期待が膨らむ。冬の行動できない期間の「山の本の読書」や、「随筆集」への挑戦、「地域研究・私の歩いた山々」の再編集・再構成も今年も続けていきたい。



　（↓今年の山旅 　更新　２０２５.０１.２８ ）

   　 　研究室 特設Project
　 　　　 　New
地元周辺 林道探索
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旧登山道 再開発

山の文学・文化
 
【山歩き研】
　昭和村の林道…数日前の雪が残る裏の林道を「２３号送電鉄塔」まで歩いた
  【 昭和村・赤城原横断林道（仮称） 】
　■ 昭和村の林道…長距離散歩続く…松ノ木平先の赤城原横断林道をウロウロ		 登山日
（2025.01.26）


松の木平ゲート先の赤城原横断林道


赤城原の林道付近を徘徊
●１月２６日…先週の日曜日に続き、今週も長距離散歩に挑戦。先週は７．２Ｋｍ・１．３１万歩・約３時間、今週は結果として10Ｋｍ・１．９２万歩・４時間２０分。散歩と言うより赤城山麓・トレッキングに近い。この辺は断片的だが何回か歩いている。今回は太陽光発電所横から利根実業高校の研修所を結ぶ林道を歩いた。松ノ木平の舗装道路に出ず、研修棟の手前の東へ向かう林道に入る。落ち葉の落ちきった明るい林間の道なき道を、携帯のＧＰＳ（＝Ｇｅｏｇｒａｐｈｉｃａ）を頼りに進む。静かだ。時折の風の梢を鳴らす音と、落ち葉をかき分けて進む自分の足音だけが聞こえる。陽は射したり陰ったり。

●林道を突っ切り「松の木平」の最上部の畑に出た。ここからも初めてのルート。畑の真ん中を横切り、ゲートから続くフェンスに突き当たる。近くの扉から動物たちの天国の赤城山麓の森に入る。赤城原の横断道路（７５０～８００ｍ標高の横断林道…先週のトレラン林道はこの更に上を横断しているらしい）に出るルートを探してウロウロする。道らしき跡があったり途切れたり…ＧＰＳに頼るもルートを外れたり悪戦苦闘…楽しくもあり。横断道に出て日だまりで昼食、１０時に出て、１２時半になっていた。帰りは幅広い林道を松ノ木平のゲートまで行き、舗装道路を利根実業高校の研修所まで戻る。裏に回り行きに通った林道を、太陽光発電所に着いた。今年初めての２万歩近くの歩き、疲れたよ。
　サッカー場手前・太陽光発電所　　　　　　　　　利根実業高校の研修所手前の林道
　松ノ木平ゲート・上州武尊山を望む　　　　　　　帰り道・太陽光パネル越しに子持山を望む

  
 
【山歩き研】
　昭和村の林道…数日前の雪が残る裏の林道を「２３号送電鉄塔」まで歩いた
  【 昭和村・大峰山への林道 】
　■ 昭和村の林道…数日前の雪が残る裏の林道を「５３号送電鉄塔」まで歩いた　		 登山日
（2025.01.19）


積雪１５ｃｍの林道


５３送電鉄塔まで往復
●１月１９日… 数日前の雪が残っている。集落の毎日の散歩が飽きてきた？物足りない？　さらにこの程度では、今年の本格的な山の計画は体力的に難しい…などと思いながら、雪の道具も試したいし、ということで日曜日に集落裏の林道を、行けたら大峰山まで長距離散歩することに。

●当日の用意で９時過ぎの出発、今日はＴＶで昼から都道府県男子駅伝があるので、１２時に帰る予定。なんだかんだと、本腰になれないのかな。１時間半で行けるとこまでと決め出発、５３鉄塔まで行ければ御の字。サッカー場裏に出て雪の林道を行く。誰の足跡もなしだが、霜で盛り上がった道は歩きづらい。降雪前の車の轍の跡が歩きやすい。空は高曇り、寒気は和らいでいる。

●ストック、ゴムのオーバーシューズ、チェーンスパイク、雪は少ないとみて「わかん」は持たず。装着は面倒だったがまずまずの歩き心地、ただ、戻りの昼近い時間帯で融雪が進み、アイゼンに雪が団子になって苦労する羽目に。５３鉄塔に１０時半着、鉄等したから「榛名山系」を見たり、樹間からすぐ隣の「鈴ヶ岳」を見たり少しうろうろして往路を戻りに入る。

●すぐに、標高１０００ｍ前後の地図にない林道が北方面に分岐する。これが昭和村のトレランのルートらしい。糸の瀬林道まで続くらしい。次は弁当持参でこちらを歩いてみよう。サッカー場上の展望台から子持山、右手奥に長野県境の四阿山、群馬県境の白砂山など、冠雪した国境の山々が広がっていた。登山したい気分になった。１２時前に自宅に着いた。道中、動物の足跡がたくさんあつた。この季節彼らの天国なんだね。もつとも餌探しに必死に動き回ってるのかも。
５３送電鉄塔・榛名山を望む　　　　戻り道…四阿山など長野県境の山群


  
 
  　【 山域・個別の山名 】
　■ 今年も元気で山登り・山歩きを続けます・８３歳の挑戦は続きます。　		 登山日
（2025.01.01）





●今年は年頭に、具体的な登山の課題・目標を掲げておきたい。山への気力を維持するには必要なことだと自分に言い聞かせる。日々の体力の維持にも必要だと思う。具体的な登山の目標は「南アルプス・北岳」を掲げる。７０歳の節目に北岳に登っている。８０才の節目には挑戦する気力が起きなかった。今年から、８５才まで毎年登りたいと思っている。その前提として、昨年暮れに地元「子持山・東面ルート」の再開発に着手した。岩本駅（標高286ｍ）から歩くと山頂（同1296ｍ）まで標高差が1000ｍ以上となる。日帰りでこれをこなすとが出来るようになれば、小屋泊まりでの北岳登頂は可能だと思っている。その前提の「子持山ルート再開発」になる。


　　　　　　昭和村・南展望台から上越国境の山々
  
 
 
  　【 群馬・沼田市・子持山 】
　■ 数年前の課題…子持山の東面旧ルート(国土地理院の登山道)再開発　		 登山日
（2024.12.03）


昼食場から赤城山を望む


子持山東ルート再開発
●１２月３日… 数年前に地元・上越線「岩本駅」から子持山東面の登山口まで歩き、国土地理院の点線登山道が現在どうなっているか調べたことがある。昨年も仲間と子持山山頂の岩場裏から、点線道を途中まで下ったことがある。この探索から、東面の地理院の点線道は、年に数回篤志家が赤布など印をつけながら歩いている様子はあるが、登山道として整備はされていない。林業用運搬林道やブル道が縦横に走り、とても迷いやすい。数年前は、駅駐車場に車をおいて、駅上の集落から抑揚ダムまで歩き、更に上に続く林道を歩いた。子持山裾野を標高３～４００ｍ位の南北に横断する舗装林道があり、途中に地理院の点線登山道の始点がある。ここまでは生活道路の感じで最初の登りと横断歩きで約一時間ぐらいか。

●前回は下の左写真の、沢沿いの道を登り集落の水源地を通って伐採地帯を左手に登って林道に出た記憶がある。今回は沢沿いの登山口（地理院の点線の始点）にある赤布に従ってやや左手に登る。この時点で今回も点線ルートから外れていた。写真の真上に登る乱れた赤線の軌跡。途中から踏み跡を見失う。赤布もなく右往左往する。仕方なく傾斜の緩い斜面を直登する。尾根筋に出たところが下の右写真。稜線には人の歩いた気配がある。尾根通しに進む。古い赤布がある。鞍部に出ると踏み跡があり赤布もあった。地理院の点線のルートに出た。ここから下るのが正解のようだ（前回も確かここら辺から下ったような）。この迷いで３０分近くかかった。戻りはここから下ったが道が判然とせずまた迷ってしまった。











●鞍部から尾根近くのくぼんだ道をたどる。近くに記憶にある「水源のコンクリ蓋」があり安心する。標高５７０ｍ付近で最初の「林道出会-1」となる。往路は前回通り林道の左手の赤布の道を進む。倒木や木の枝が歩きの邪魔をするが道は明瞭だ。写真の下左の記憶にある伐採地に出る。ここを右に回り込んで、踏み跡を直登する。ここで記憶にある標高６５０ｍの林道に出る（計画書の、林道出会-2　と思ったが違うみたい）。ここから前回調べられなかった尾根筋への登り道を探す。左手林道には見当たらず、戻って林道を左手に行くと、新しいブル道が尾根へ向かって登っている。写真下の地図、黒実線が林道、赤線が歩いた道（右下の尾根筋に向かって逆コの字形に登っている赤線）、尾根筋に沿っている上・左の赤線は戻りの歩き。



●ブル道を尾根筋まで上ると二手に分岐、右に続くブル道から点線の尾根筋へ直登する。地理院点線ルートの尾根筋に登ると写真下の右、「６３３の地標」があった。前回の偵察では、点線ルートの尾根筋の道ではなく、手前の枝尾根と勘違いしていたようだ。尾根筋沿いの点線ルートは、所々に赤布が見つかるが、踏み跡は薄く、倒木や枝が歩きの邪魔をする。尾根筋を忠実に登れば良いだろう。下りは枝尾根に入り込みそうだ。標高６５０ｍの落ち葉に覆われた、ガードレールのある林道に出た（計画書の林道出会-2）。正面が凹状の登りで真ん中から右手の尾根伝いに登る。











●こちらの尾根も同じ雰囲気が続く。樹の間越しに右手には冠雪した谷川岳や武州武尊山、左手には我が昭和村の工業団地、広々とした畑、集落、その上に赤城山の峰々が見える。展望の切り開きがあれば良いのにと思う。標高７００ｍ過ぎで１１時半になり、８７０ｍの「林道出会-3」が目標だったが、ここまでとする。赤布をつけてここから先は来春の宿題にする。先ほどの林道まで戻り、左手の先まで見に行くと、８１０ｍ付近の送電の鉄塔が見えた（写真下右）。



●戻りは尾根筋の地理院の点線ルートを忠実に下る。「境界見出し票６６４・・・林野庁」と石杭があった。いくつかの票や杭があり、尾根筋に沿って下る。落ち葉で踏み跡は見えず。細い木々が入り組んで針路を塞ぐ。回り道したり時間がかかる。でも静かで秋から冬への季節の移りゆきが感じられる。「林道出会-1」まで、尾根筋を忠実に歩いた。その先の鞍部からの下りでまた迷ってしまった。点線通りに踏み跡が見当たらない。登りと違う傾斜を下ったが踏み跡がない。崖状の上に出てあせった。かなり下った沢筋に近いところから赤布が見えてほっとする。結局思ったより沢沿いに奥まで行って、堰堤の先から直登するのが、正規の点線ルートのようだ。ここも来年春の宿題。


■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●ルート整備が出来たら正式にコースのポイントとタイムはかりたいと思う。駅からだと山頂まで標高差が１０００ｍあり体力検定にはもってこいとなる。来年８３才のたのしみ。


  
 
  　【 群馬・昭和村・船ヶ鼻山 】
　■ 地元の山で体力診断…この季節澄み渡って遠くの山々がよく見えた　		 登山日
（2024.11.12）


山頂から隣の鈴ヶ岳を望む


船ヶ鼻山のコース
●１１月１２日…１０月はノートパソコンの購入、立ち上げ、ＨＰのファイル転送のトラブルと、約１ヶ月近く翻弄されて、山に行く機会がとれなかった。残暑が長引いたせいや、山友が膝の故障のせいもあり、理由は色々だが、本当は、私の気持ち次第だった。家の仕事も一段落して、晴れの日が続くので、山に行く気になった。

●体調・体力の自信もなかったので、手近な船が鼻山に行くことにした。朝食を家で食べてのんびり暖かくなってきた８時過ぎに出発。登山口まで１０分、恵まれた環境だ。周辺の畑ではこんにゃくいもの掘り出し収穫に大勢の人が働いていた。歩きなれた道、かかる時間も覚えており、予定どうりの歩きが出来た。体調も十分、上りの体力も大丈夫だ。まわりの落葉松の紅葉を楽しむ余裕もあつた。ツツジ平、山頂、わらび平からの眺めも空気が澄んでいて見透しがよかった。暑いときはうんざりする下りの林道も落ち葉がクッションになり歩きやすかった。自信の回復に繋がった山行となった。２．1万歩だった。この季節の山はいいね。

　
　山頂での昼食いろいろ　　　　　　　　　　　　　紅白鉄塔下の蕨平から黒檜山を望む

■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●登り…船ヶ鼻登山口・900ｍ（Ｎｏ.1＝結婚の森）＝8.30－（0.35）－幸福の鐘・1050ｍ（Ｎｏ.2）＝9.05－（0.25）－七曲・1200ｍ＝9.40～9.50－（0.20）－大楢の木・1300ｍ（Ｎｏ.3）＝10.10－（0.30）－つつじ平・鉄塔・1415ｍ（Ｎｏ.4）＝10.40－（0.10）－船ヶ鼻山頂・1466ｍ＝10.50～11.15
●下り…船ヶ鼻山頂・1466ｍ＝11.15－（0.05）－わらび平・1415ｍ＝11.25～11.30―（0.05）―コース分岐＝11.35―（0.40）―牛石・1150ｍ＝12.05～12.15―（0.35）―Ｎｏ2地点・1000ｍ＝12.50～13.00―（0.30）―船ヶ鼻登山口・900ｍ＝13.30～13.40～自宅・昭和の森＝13.55

  
 
  　【 群馬・片品村・日光白根山 】
　■ 人気の山・山頂は超満員…五色沼周りのコースは静かに歩けた　		 登山日
（2024.09.06）


日光白根山・山頂


川場・剣ヶ峰山のコース
●９月０６日…台風がたいしたことなくて晴天の予報、暑さぶり返しも覚悟して６日に登山を決行。同じ思いの登山者が多く、丸沼高原の駐車場に７時過ぎから続々と車が到着。ロープウェー稼働開始の８時には１００人近くの登山者が行列、私は中頃で、後ろにも大勢続いている、頂上駅には８時２０分に着いた。標高２０００ｍ、さすがに暑さは感じない。神社に安全登山の祈願をして出発。森林帯で日陰の心地良い道を４０分近く、ハイキングコースを七色平の分岐まで歩く。私としては普通に歩いているつもりでも、なぜか次から次へと追い越される。若い人ばかりでなく、そこそこのお年のご夫婦にも先を越される。

●前回の白根山は１９年９月２０日だった。もう５年もたつのか。このときも混んでいると感じた記憶があるが、その時の写真に比べると、今日の混雑は異常なくらい。ロープウェー経由だけでなく、菅沼登山口、金精峠経由などあり、ルートも多岐にわたる。駅から森林帯を気持ちよく進む。途中で追加の食事タイム。海苔巻きやいなりは、ご飯が固くなっていた。やはり今朝のコンビニでの購入でないとだめだな。

●森林限界を超えると、火山特有の砂礫の登山道に変わる。岩だらけも歩きづらいが、砂礫はずり落ちて更にくたびれる。この登りでは、私は休みなく登れて、他の人を追い越すことができた。山頂近くは岩稜、岩峰になり、山頂付近はわかりづらい地形になっている。道標のある山頂は狭くて写真を撮るのが精一杯、そうそうに退散して、五色沼への下降分岐近くで昼休憩。残りのおにぎりは敬遠してバナナチューブを吸い込む。

●前回と同様帰りは五色沼、阿弥陀が池を経由して七色平に下ってロープウエー駅に戻った。五色沼は相変わらず静かな佇まい、阿弥陀が池への登りの３０分はしんどかった。時間的には前回より「やや遅れ気味」だったが、まずまずと言って良いだろう。２．７万歩だった。


ロープウエー駅から白根山を望む　　白根山山頂付近の登山者の群れ　

■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●ロープウエー山頂駅・2000ｍ＝8.20－（0.45）－七色平分岐・2040ｍ＝9.05－（0.45）－森林帯の飯場＝9.50～10.00－（0.25）－森林限界・2320ｍ＝10.25－（0.35）-ほこら・2465ｍ＝11.00－（0.10）－白根山・2578ｍ＝11.10～11.25－（0.10）－五色沼下降点・2450ｍ＝11.35－（0.50）－避難小屋＝12.25－（0.15）－五色沼・2090ｍ＝12.40～13.00－（0.25）－阿弥陀が池・2170ｍ＝13.25～13.35－（0.45）－七色平分岐＝14.20－（0.35）－ロープウエー山頂駅＝14.55


  
 
  　【 群馬・川場村・剣ヶ峰山 】
　■ 武尊山手前2020ｍピーク…川場スキー場からのルート、大暑に長駆３万２千歩　		 登山日
（2024.07.22）


剣ヶ峰山・山頂


川場・剣ヶ峰山のコース
●７月２２日…梅雨明けを待ち焦がれていた。大暑のこの日（後からわかったことだが、世界の暑さ記録をこの日更新したとか）天気予報で地元「上州武尊山」の登山を決断。川場スキー場からの武尊山は今回が初めて（①穂高神社から、②武尊牧場から、③おぐな武尊スキー場から、④川場野営場から、⑤今回の２６３号線の川場スキー場から）。これで全方面から登ったことにになるのかな。

●標高2000ｍを超えるといっても、この季節の陽射しの強さ、気温の高さは難易度が高い。昭和村の我が家を４時２０分に出発、沼田のヤマダ電機の交差点を右折、高速を越えて次の信号で左折して県道２６３号へ続く道に入る。地図では細い道だが、最近整備されたのか広く新しい道に。途中の集落を過ぎた先に「世田谷区の保養所＝ふじやまビレジ」があり、日帰り温泉ののぼりが立っていた。自宅から約１時間で第四駐車場に着く（スキーレンタルの店などがある第５駐車場の表示はあるが、そこから１５分位先の右手に舗装の広場がある。「第四駐車場」の表示はない。中頃の左手にゲートのある林道入り口があり、登山届の箱があり、ここが登山口だと確信した）。広い駐車場に私の車だけ…帰りは途中ですれ違った２人の登山者の車を会わせて３台。スキー場はまだ策の感じ。冬場はここも満車になるのかな。

●登山口は標高1200ｍ位。舗装された林道の道は風が通り肌寒いくらい。２０分ほどで建屋のあるキャンプ場の跡地の広場に着く。ここに武尊山・剣ヶ峰山への道標があった。…・以降、行き帰りの詳細コース記録は「上越・会津」のページ参照（未完）。

●１０時に見慣れた剣ヶ峰山の狭い細長い山頂に着いた。武尊山の山頂付近は霧の中。この先足下から続く尾根は約１時間、標高差２００ｍの登りが待っている。時間的には可能だが、気温が上がってきている。日照りの続く２時間の往復を考えると、４時間歩いた後の体力を考え、諦めの気持ちが先に立つ。武尊山の山頂には３回も立っているし、霧の中で展望もなさそうだし、２０２０ｍ超えたし…よしとするか。山頂の下にあった展望ベンチまで戻り、休憩・昼食にする。正面に赤城山群、左手に袈裟丸山から皇海山に続く山並みが広がる。



早朝の高手山への登り　　　　　　　剣ヶ峰下から下り道の西峰を望む　


■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●川場スキー場第4駐車場・1120ｍ＝5.40－（1.00）－高手山・1373ｍ＝6.40－（0.50）－飯場の大石＝7.40～8.05－（0.35）－スキーコース接近場＝8.40－（0.25）－西峰・1870ｍ＝9.05～9.10－（0.50）－剣ヶ峰山・2020ｍ＝10.00～10.10－（0.10）－山頂下ベンチ・昼食＝10.20～10.50－（0.40）－西峰＝11.30（道間違えロスタイム＝40分）12.10－（1.10）－飯場の大石＝13.20－（0.55）－高手山＝14.00－（0.50）－第4駐車場＝14.50

  
 
  　【 群馬・妻恋村・黒斑山 】
　■ 浅間山の外輪山…黒斑山への縦走路からの浅間山、眼下に広がる湯の平に感激。　		 登山日
（2024.06.06）


黒斑山・山頂


車坂峠・黒斑山のコース
●６月５日…自宅を１０時過ぎに出発、中之条～郷原～万座・鹿沢口～田代湖入口まで１４４号線を走り、種苗管理センター入り口を左折、農道を経て、妻恋村・林道鳥居峠車坂峠線に入る。ダートの林道を１３ｋｍほど走り車坂峠に着いた。峠にビールの販売はあるだろうと麓のコンビニに寄らなかった。日帰り温泉の高峰高原ホテルに訪ねるも売っていない。ビジターセンターも、マウンテンパークもだめ。結局、地蔵峠まで買いに走る羽目になった。車坂峠手前の路肩スペースで車中泊。缶ビール３缶、ウイスキー１００ｃｃ飲み干して早めに寝るも、さすが２０００ｍのこの季節の明け方、寒くて目覚め、予備の寝袋も出してＷシュラフに。

●眠れずに夜明けと共に起き出す。食欲もなくバナナ１本で登山口へ。４時３０分のスタート。霧が立ちこめ幻想的な雰囲気の、火山の溶岩混じりの道を小鳥の声に送られて歩み始める。イワカガミやシロモノなどの高山植物に癒やされるも、寝不足で体が重い。予定では１時間少しのトーミの頭まで２時間以上かかった。
槍ヶ鞘の稜線に出ると、日が差して明るくなり、目前に浅間山・前掛山、左手の鞍部から鋸岳なから黒斑山の外輪山が連なっている。下は賽の河原や湯ノ平の平原が広がっている。周りの山々や平原に、霧が広がり流れ景色が刻々と変化する。富士山が見えたり、北アルプスの雪が残る頂が連なっている。

●外輪山から湯ノ平を巡る予定だったが、時間は十分あるのだが体調がよくない、気力がない。黒斑山山頂で、この先は断念する。食事をする気にもならない。トレラン風の登山者に続けて出会う。写真を撮ったり話をしたりして時を過ごすうちに、周囲が霧の中に。これで戻りの決断が着いた。中のコースから車坂峠へ戻る。このコースは展望が全くない。１０時前に車坂峠に着いた。これから登り始めようとする登山者が何人もいた。帰りも妻恋村までダートの林道を慎重下った。数台の車とすれ違った。


縦走路から賽の河原・湯の平方面　　中のコース分岐から八ヶ岳・富士山遠望　

■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●車坂峠・1973ｍ＝4.30-（1.00）-展望のガレ場・2100ｍ＝5.30-（0.50）-避難小屋・槍ヶ鞘・2265ｍ＝6.20-（0.10）-中のコース分岐＝6.30-（0.15）-トーミの頭・2305ｍ＝6.45-（0.05）-湯の平分岐・2310ｍ＝6.50-（0.25）-黒斑山・2404ｍ＝7.15～7.40-（0.20）-トーミの頭＝8.00-（0.10）-中のコース分岐＝8.10～8.15-（途中で休憩食事15分・1.30）-車坂峠＝9.45


  
 
  　【 上州・小野子山 】
　■ 高山村の山・三山…ヤマツツジが咲き始めた・小野子林道は長く疲れた　		 登山日
（2024.05.10）


小野子山・山頂

十二ケ岳・山頂

小野子山・十二ケ岳のコース
●５月１０日…高山村の小野子山・中岳・十二ケ岳の三山を、三並山(みなみやま)と言うのだそうだ。私は勝手に小野子三山と言っていた。今年も挑戦した。ツツジの季節にはやや早いが、５日の昭和村「船が鼻山」に続いて、高山村の「小野子山・十二ケ岳」に行った。今回は十二ケ岳から高山村側に下り、山麓を走る小野子林道を牧場まで戻るコースを選んだ。もしかしたら「カタクリ」に出会えるかもしれない。

●キャンプ場に駐車せず、林道を赤芝登山口まで上がり、その先の牧場の展望台駐車場で車を停めた。登山口まで歩いて戻り、６時２０分から登りり始める。５日前に登っているので体調は十分、例年とほぼ同じタイムで小野子山まで登れた。上の登山道から見たゴヨウツツジも咲いていた(昨年は幹折れしていて悲惨だったが)。ヤマツツジはつぼみが多く咲き始めの状態。いつものことだがこの季節、新緑が素晴らしい。小野子山から十二ケ岳まで一気に下り登りする。女坂経由で１０時に丁度に十二ケ岳に着いた。変わらずの大展望だった。今回の朝・昼食は、カップラーメンでなく、なめこの味噌汁カップ、五目にぎりと干瓢巻き、デザートに桃、上島珈琲など、珍しく豪華。

●十二ケ岳の鞍部から初めてのコース、高山村方面に下り小野子林道に出る。林道まで一時間近く、林間の道で涼しい。カタクリの季節は過ぎていた。代わりに山吹の花に似た黄色の花が可憐に咲いていた。カタクリの群生地があり、ロープで保護されていた。小野子林道の登山口は周辺に１０台近くの駐車スペースがあった。林道は舗装されており車のすれ違いも可能。７５０ｍぐらいの標高が牧場展望台まで続く。約６ｋｍ１時間３０分近くかかった。やはり戻りも、中岳と小野子山の鞍部まで頑張って、この鞍部から高山村方面に下ったほうがよさそうだ。小野子林道に出てから、牧場展望台まで３０分かからずに戻れる。高山村のガイドには「荒れた林道の表示」があるが大丈夫だろう。林道との出会いに登山口表示はないので、ここから登るのは迷いやすい。


十二ケ岳・山頂から上越国境の山々　山頂での昼?食・珍しく豪華

■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●牧場上・展望台駐車場・800ｍ＝6.05-（0.15）-赤芝登山口・800ｍ＝6.20-（1.00）-林道終点・950ｍ＝6.45～6.55-（0.30）-休憩ポイント・1100ｍ＝7.25-（0.40）-小野子山・山頂・1208ｍ＝8.05～8.20-（0.55）-中ノ岳・1188ｍ＝9.15～9.20-（女坂経由0.40）-十二ヶ岳・1201ｍ＝10.00～11.00-（女坂経由0.15）-十二ヶ岳分岐＝11.15-（0.40）-十二ヶ岳登山口＝11.55～12.10-（林道小野子山線約６ｋｍ・1.30）-牧場上・展望台駐車場・800ｍ＝13.40～14.00


  
 
  　【 上州・船ヶ鼻山 】
　■ 今年初めての地元の山…体力的にはまずまず・山は伐採が進んでいた　		 登山日
（2024.05.05）


船ヶ鼻山頂の記念碑

カップラーメンとかみさんのおにぎり


船ケ鼻山・周遊コース
●５月５日…我が家の農工仕事が一段落したので、やっと山登りの気分になった。雪のあるときに来たかったが、なんとなく気後れしてしまっていた。年のせいか精神的に気合いが入らない。かみさんと温泉に行ったり、東京に泊まりで墓参りに行ったりと、遠出したり動き回るのは出来るのだけれど…。朝の散歩と農工の仕事で一日８千歩以上動いているので体力的には大丈夫そうだ。まず地元でテストする。

●結構早起きして登山口に５時半に着いた。キャンピングカーが止まっていた。カーテンが閉まっているので車中泊しているらしい。静かに登山の用意して５時５０分に出発。いつもの通りのコース。東寄りの鉄塔回りの林道周辺の伐採が進んでいるのは数年前からで、今回は更に西よりの「幸福の鐘」への登山コース周辺の上部も伐採が進んでいる。約１時間あまりで七曲がりの大石のあるベンチに到着、かみさんのおにぎりを食べる。この辺もブル林道が延びて伐採が始まっているようだ。急登を終えると大楠の木に到着、ここからツツジ平まで約１時間、最初の白樺の木の手前に、糸の瀬林道の終点近くに下る踏み跡の青ガムテープを見つけた。ツヅジはまだ芽吹きの状態、咲くまであと２～３週間はかかりそうだ。紅白の鉄塔の下の稜線に出て山頂を目指す。８時半に着いた。ほぼ予定通りのタイムだ。最初の頃とあまり代わらない。一安心。

●山頂で朝食のカップラーメンとかみさんの作ってくれたおにぎり、レンジでチンしてきた焼きおにぎり、多すぎるくらいだが平らげた。頂上岩場の向こう側・村境沿いの下り口に２ヶ所の青ガムテープが残っていた。わらび平から黒檜山や袈裟丸山方面の展望、紅白鉄塔ごしに上州武尊山や朝日岳、谷川岳の山々が開ける。大分雪解けが進んでいる。帰りは牛石までの林道が陽が上がって暑くなってきた。林道の分岐から登山口に戻る手前２キロあたりも伐採が進み、上州武尊、朝日・笠ヶ岳、谷川岳から国境の山々が一望できる。開発が進んで良いような悪いような。１１時過ぎについて昼には自宅に。なんとなく自分に安心。


つつじ平からの上越国境の山々　　　山頂下の村境ルートの青ガムテープ

■コース・タイム　（私の記録）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●登り…船ヶ鼻登山口駐車場・900ｍ（Ｎｏ.1＝結婚の森）＝5.50－（0.40）－幸福の鐘・1050ｍ（Ｎｏ.2）＝6.30－（0.25）－七曲・1200ｍ＝7.05～7.15－（0.25）－大楢の木・1300ｍ（Ｎｏ.3）＝7.40－（0.30）－つつじ平・鉄塔・1415ｍ（Ｎｏ.4）＝8.10－（0.20）－船ヶ鼻山頂・1466ｍ＝8..30～9.00
●下り…船ヶ鼻山頂・1466ｍ＝9.00－（0.05）－展望地（Ｎｏ.4）・1415ｍ＝9.10～9.15―（0.05）―コース分岐＝9.20―（0.35）―牛石・1150ｍ＝9.50～10.10―（0.25）―Ｎｏ2地点・1000ｍ＝10.35～10.40―（0.30）―船ヶ鼻登山口駐車場・900ｍ（Ｎｏ.1＝結婚の森）＝11.10～11.25～自宅・昭和の森・川額3716＝11.40


  
 
  　【 山域・個別の山名 】
　■ 我が家周辺に大雪…冬用の道具を出して散歩をかねて歩いてみた　		 報告日
（2024.02.10）


庭を歩いてみた
●大雪が降ったので冬の山道具を出して、その辺を歩いてみた。なれないので装着が手間取った。散歩を兼ねた、歩きは快適だった。夏靴なのでオーバーシューズ（ビニール製）をアマゾンで探して買ってあった。耐久性は心配だが防水は完璧。３月に入ったら裏山でテストしてみる。

　　
　　ベランダで　　　　　　　ワカン・チェーンアイゼン・オーバーシューズ

  
 
  　【 山域・個別の山名 】
　■ この冬シーズンに「私の歩いた山々」の再編集・印刷・製本を自分でやった　		 報告日
（2024.01.20）





●１月２０日現在、今年の山行きはまだ出来ていいない。本格的な雪が降ったのだが、雪かきに忙しくて冬用の雪山用の道具も出していないし、使う練習もしていない。外仕事が出来ない冬のシーズン、デスクでパソコンを駆使して、「私の歩いた山々」の奥武蔵・奥多摩・奥秩父・八ヶ岳・南アルプスを編集・印刷・製本をした。海外の「エベレスト海道のトレッキング」の記録と写真も編集・印刷・製本まで自分でやった。

●国内の「私の歩いた山々…地域研究」は、あと「北アルプス」「丹沢・御坂山塊」「谷川岳・尾瀬」を再編集し、印刷・製本したい。多分次の冬シーズンになるだろう。現在山歩き進行中の地元・上州の近隣の山々、越後の山々、北信州の山々は、山歩きが出来なくなってからの話。


　　
　　私の歩いた山々　国内　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の歩いた山々　海外