キャンプの記録と写真　2024.01～

	■この「キャンプ場巡り」のテーマに取り組むきっかけ…編集・更新中 ■もう山登りが出来なくなる？　その先に何をする？

	●年齢的な限界をひしひしと感じる。登山計画で、ガイドの雑誌や地図の「標準コースタイム」を記入しても、今の私が実際に歩いたタイムはかなりオーバーする。７０歳代前半の北アルプスの３０００ｍ峰の各コースでは、ほぼ標準通り歩けた。６０歳代後半の南アルプスや奥秩父では、標準より早く歩けたコースもあった。今は計画書のコースタイムは、標準１時間に対し１０分から１５分プラスしないと計画通りに行かない。気持ちは８５歳までは山登りを続けたいのだか。 ●毎朝の地内のアップダウンのある散歩コースを歩いていても、畑などの外作業で体を動かしていても、人一倍鍛えているつもりでも、今までのように頑張った感に欠ける。疲労感に襲われる。衰えかな。自然に感動する余裕がなくなった。かみさんとの温泉巡りや名所巡りなど、他の年寄りの人たちと同じくそれなりに楽しい時間の過ごし方なのだけど、なぜか充足感に欠ける。自然のただ中での自分の体力・気力との戦い、自分との会話＝気持ちに余裕があれば「哲学」が出来る。 ●何を言いたいのかわかんなくなってきた・・・要は、ついに山へ行けなくなったその後、でも自然のなかの自分を見いだしたい。独りキャンプで、酒を飲みながら暮れていく山々を見る、深まっていく森の闇を見つめる、なんてことを想像する。その準備をしておきたい。そのためのこのページです。

	■ヒロシの「ぼっちキャンプ」に憧れて　こちら ■新規の研究室のページ 　課題-01　過去にキャンプした経験のある所の調査 　課題-02　登山口付近にあるキャンプ場の調査 　課題-03　群馬県と周辺のキャンプ場の調査 　（↓　キャンプ場巡り 　更新　２０２４.０８.２５ ）

	【 地域・個別のキャンプ場名 】 　■	実行・調査日 （2024.00.00）

個別キャンプ場の写真 アプローチの道路地図	● ■自宅からのコースタイム) ●

	【 群馬・湯の丸高原キャンプ場 】 　■ 地蔵峠・湯ノ丸キャンプ場…黒斑山の登山のついでにキャンプ場を下見	報告日 （2024.06.05）

湯ノ丸キャンプ場-2024.06.05 地蔵峠の掲示板・アプローチの地図	●６月５日…浅間の外輪山の「黒斑山」の登山を計画。前日に車坂峠で車中泊の予定、ついでに、昨年の湯の丸高原のツツジ祭りのときにきて気になっていた、地蔵峠からいけるキャンプ場にこの機会に下見した。わざわざの理由は、車中泊の必需品のアルコールが、車坂峠では調達できず、地蔵峠にはホテルにもレストランにも土産物屋にも売っていることを昨年下見していたから。車坂峠と地蔵峠の往復に１時間半近く費やす飲み助のこの根性。 ●地蔵峠に車をおいて、１５分ほど歩く。利用時はキャンプ場まで車で入れる。キャンプ場は林間のスペースと、明るく開けた芝生状の広場だがあった。広場の手前に、バンガローやトイレ、水場やＢＢＱのかまどやテーブルが大規模に設けられている。利用費用は、入場使用料６６０円／大人１人１泊、持ち込みテント８００円～１５００円、受付は、地蔵峠の湯の丸高原ホテル。冷えたビールやインスタント食品など、峠のレストランやホテルで調達可能だが種類は少ない。麓のコンビニやスーパーで事前調達・搬入が必要である。

	【 キャンプ場巡り　私の随想編 】 　■ ヒロシの「ぼっちキャンプ」に憧れて	報告日 （2024.08.25）

ヒロシ君は酒が飲めないというのに 「ぼっちキャンプ」の象徴的風景	●毎週ＴＶのＢＳ・６ｃｈで、ヒロシの「ぼっちキャンプ」をやっている。時間的に寝てしまうので録画している。ＣＭをパスすると、３０分程度の放映なので、映画に比べると気楽に見れる。番組のプロローグで語られる彼のフレーズに何か郷愁や哀愁を感じるのは私だけだろうか。我が道を行く…。自由…。なかなか得られない。そんな簡単なものではない…異論は色々あるけれど…惹きつけられる何かが漂っている番組だ。つづく ■ヒロシのソロキャンプ番組、見始めると止められない中毒性のある魅力に迫る！ 文＝原田健 ●２０１５年頃からブームとなり、一大ムーブメントを巻き起こしたソロキャンプ。携行する荷物が少ない手軽さと、同行者に気兼ねする必要のない気楽さが受け、各種メディアで取り上げられるほか、漫画やアニメ、ドラマなどの題材にもなるなど、趣味の中の大きな一つのジャンルにまで成長している。そんなキャンプブームの先駆け的存在がヒロシだ。現在Season9まで続いている人気シリーズだ。 ●同番組は、ソロキャンプをするヒロシに密着しつつ、ヒロシ自らソロキャンプでのこだわりや、自然のどこに魅力を感じているか、キャンプ道具、キャンプ飯の選定方法から料理法、焚き火のコツなどを紹介していくというもの。これほどの人気を博す番組の魅力を分析すると、それはやはりヒロシの"自由"を追求する姿が描かれているからではないだろうか。もちろん、各地のキャンプ場の雰囲気や利便性、環境といった情報や、ヒロシが紹介するソロキャンプのアイテム、"こだわらない"をこだわるキャンプ飯といった見どころが満載なのだが、シリーズを通して、ソロキャンプをしているヒロシは何物にも縛られずはつらつと時間を過ごしている。その姿にこそ、視聴者は引き込まれるのだ。 ●毎回、東京から目的地を目指して出発し、途中で買い出しをして、目的地に到着。一休みした後、テントを設営し、夕食の準備。その後、ゆっくりと焚き火を眺めて就寝。翌朝、朝食をほおばりキャンプ場を後にするという流れなのだが、最初から最後までヒロシの楽しそうな姿が映し出されている。興奮してはしゃぐような場面も、大騒ぎするのではなく、静かに沸々とわくわく感をかみ締めている様子で、ソロならではの"都会の喧騒から離れて、一人でゆっくりと自然の中に身を置いて、じっくりと過ごす"というコンセプトを感じることができ、観ている側も現地で共に体験しているような感覚を得ることができる。いわばヒロシは一人で気の向くままに好きなようにキャンプを楽しむ姿を見せることで、視聴者のアバター的な役割を務めているのだ。 ●その姿はいい意味で"とことん独りよがりでわがまま"。そこには、ソロキャンプのコアな魅力である「誰に気を使うわけでもない」姿がある。視聴者にも媚びず、ただただ自分の好きなように好きなことを行う姿にこそ、彼の本質が見え隠れし、キャンプをする姿を通して(本人にその気はないかもしれないが)視聴者にキャンプを好きになってもらいたいという思いが真っ直ぐに届く。誰かに気を使いながら送る毎日から一歩抜け出して、自由に独りよがりにわがままに過ごすヒロシに自身を投影しながらソロキャンプの魅力に浸ってみてはいかがだろうか。